クラッシュ (CRASH)
監督 ポール・ハギス
出演 マット・ディロン サンドラ・ブロック ドン・チードル
ライアン・フィリップ 他
ずっと見たかったこの映画をやっと見ることができた。
すでに上映している劇場がほとんどなく、見たのは津田沼のパルコ内の小さなシアター。
いや〜おもしろい映画!
今年度の私のナンバー1映画になるカモ。
こうゆう群像劇って失敗すると何がなんだかわからなくなっちゃうものだけど、誰かがどこかで繋がっているストーリーに無駄がなく、演出にもスキがない。
そしてなによりも出演者たちがみんなすばらしい!
全員が丁寧に本気で演じているので心に響くのよ〜。
青春時代のアイドル、マット・ディロンもいい役者さんになったなーとなんだかうれしい。
ドン・チードルは存在感もあるし、ほんと上手い。
サンドラ・ブロックはコメディじゃなくてもちゃんと演じられるんだな・・と妙なところで感心した。
奥さんのリーズ・ウィザースプーンが「ウォーク・ザ・ライン」で主演女優賞を受賞したりのライアン・フィリップはずっとイマイチ影薄い役者だな・・と思っていたのだけれど、今回あら、いい役者さんじゃないの〜とこれまた感心してしまった。
そのほかもっともっとたくさんの役者さんが主人公として出演しているのだけれども、テレンス・ハワードという黒人の役者さん、ステキすぎ〜〜〜。
とにかく久しぶりにパーフェクトな映画に出会えてうれしい!
泣けます。(私は2回ほど号泣。)
最近家で見た映画が全てイマイチだったので、余計に「クラッシュ」に感動したのかも。
最近家で見た映画。
①レオナルド・ディカプリオ主演の「アビエイター」は面白かったけどなんせ長い。
そして消化不良なかんじ。
レオ様熱演でも、ケイト・ブランシェットのキャサリン・ヘップバーンに押されてた・・・。
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②「ロング・エンゲージメント」もおもしろい映画だったが、これまた長い。
登場人物たち(特に男の人たち)の顔が似たり寄ったりで、途中で「あれ?これ誰?」状態になってしまった。
オドレイ・トトゥは時代の違う「アメリ」なかんじ。
ジョディ・フォスターは出演する意味あったのかなァ・・・。(←フランス語しゃべってます。)
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③そして一番笑った映画!ダイアン・レインの「トスカーナの休日」!
最初から最後までもうドン引き映画。映画を見ながら「ヒ〜〜〜」と何度も腕をこすってしまった映画って久しぶり・・・。
「駄作」ってこういうことをいうんだなってしみじみ思った。(←すごいいいよう。でも私見なので許せ。)
とにかく脚本がダメダメだし、監督によってこうも映画ってつまらないものになってしまうんだぁ・・・と、監督の力量にがっかり。
ただラウル・ボヴァというイタリア人俳優を知ることができたのは◎。(かっこエエの〜。)
それとダイアン・レインみたいに年取れたらいいな・・と。(ダイアン、シワシワだったけど・・・。)
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