「ワールド・トレード・センター」

Loco2006-11-06

        (World Trade Center)
監督:オリバー・ストーン
出演:ニコラス・ケイジ
   マイケル・ペーニャ
   マギー・ギレンホール
   マリア・ベロ


昨日ハニ夫と見てきた。ワールド・トレード・センターの崩壊で起こった実話をベースに作られた映画。
最初ハニ夫は、「オレいいや。だって9.11の出来事ってテレビで再現ドラマで何度も見てるから、オレそれでじゅーぶん。」などと言っていたが、前売り券を買ってしまったので半ば強引に連れてった。
感想は・・・う〜ん、確かにあの日の出来事はテレビでさんざん見てきているので、見慣れているというか、映画での衝撃は少ない。
さらに2ヶ月前、今回この映画の主人公(崩壊した建物に生き埋めになったふたりの警官)が助け出された・・という番組を見たばかりで、本人がテレビに登場していたりしていたので、このふたりは助かるんだな・・という安心感であまりドキドキしなかったのかも。
この映画より、ニュースやフランス人兄弟が実際にあの日のワールド・トレード・センター内で録画していたドキュメンタリーの方がすさまじい。(やはり実際の映像には勝てない。)
それでも2時間半近くの長さを感じさせない映画で、なかなか良い映画でした。あまりオリバー・ストーン節が出てなくて良かった。
ニコラス・ケイジは、あの役は彼ではなくてはいけなかったのかなァ・・・という感じ。(←ファンなんですが。)そんなに有名どころ使わなくても良かったんじゃない???
マイケル・ペーニャは「クラッシュ」を見て、いいな〜とチェックしていた役者さん。
今回もすごく良かった。うまいです。
ところで、最後のクレジットにスティーヴン・ドーフの名が!
出てましたっけ???どこに?
昔は売りだし人気若手俳優だったドーフ君。ごめんよ・・・気づかなくって・・・。
最後に私とハニ夫の共通の意見。途中で出てきた「カーンズ軍曹」!
彼が出てきた途端、なんだか映画がB級くさくなってしまったのはナゼ?
「誰かが呼んでも聞こえないフリをしろ。」だとか、意味も無くナイフを渡したり、名前を聞かれて「軍曹」と答えたり、ちょっと失笑。
実話がベースって・・この軍曹の話も実話なの!?



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海兵隊のカーンズ軍曹。(インチキっぽい。)