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祝日。
友達のM(ハニ夫とは幼稚園・小学校・高校と同じ、私とは中学校で同じクラス・昔は美少年で学校一のモテ男だった)と奥さんと生まれたばかりの男の子を誘って、私の厄払いに行ってきた。
私の厄払いなんかに付き合わせる必要はないのだが、暇そうだったので誘ってみた。
行き先は宗吾霊堂
こんな暑いのでガラガラ。
受付で「前厄なのでお願いします。」というと、3千円、5千円・1万円とお札があるとのこと。
3千円だとケチったと思われそうなので、5千円のにしてみた。
ここで私は勘違いしていたことがわかる。
前厄・本厄・後厄と3年あるうち1回厄払いすれば全部に効きめがあると思っていたがそれは間違えだった。
ゲッ、毎年するってことは1万5千円かかるということだ。
しかも前厄の半分終わったころにするなんてバカかも・・・。
半年後に本厄の御払いに再度来なくてはならない。

とりあえずお金を払い、本堂へ入る。
ハニ夫とりんりんも一緒でOKとのことなので、3人一緒。
一応正座して待っていると、若い僧侶がしゃなりしゃなりとやってきた。
言われた通り、手を合わせ目を瞑る私たち。
りんりんまでも手を合わせている。
僧侶がお経を唱え始めた。
そっと目を開けてみると友人Mが外から本堂を覗いてニヤニヤと笑っている。
そんなにこの姿おかしいかね。
しかし15分間もお経を唱えられると、なんだか意味不明なお経が「サンダーバードサンダーバードサンダーバード」と聞こえてくる。幻聴?
足もジリジリしびれてきた。
修行が足りないのか!?って誰の?

厄払いが終わり、外に出るとMの奥さんが炎天下のベンチで授乳をしていた・・・。ご、ごめんよ〜。