NHKスペシャル「イラク駐留 アメリカ州兵部隊」(再放送)

ちょっとここからは真面目に・・・。
以前見逃したので、今回再放送を見れて良かった。
大学の奨学金の為に州兵に登録した若者。
州兵に登録すれば月々3万円の報酬がもらえるため登録していた七面鳥農園経営の45歳のおじさん。
そして慈善事業の一環として州兵に登録していた牧師など、実際には徴兵されることがないであろうと思っていた州兵登録者の市民。
第2次世界大戦以来の州兵徴兵で、戦火のイラクに行ったアーカンソー州兵を追ったドキュメント。
州兵たちの動揺する家族と、心配かけまいとする州兵の姿に胸が熱くなった。
友達Bがアーカンソーの州兵に登録しているので心配。
元米兵のBと結婚した小学校からの友人S美ちゃん。
Bが退役後は彼の故郷のアーカンソーに移住。
最後に会ったのは一年半前。S美ちゃんがたまたま帰国していて、娘二人連れてうちに遊びに来た。
Bは退役したから戦争に行く心配はないね・・と言ったら、「大学の奨学金のため州兵に登録した。」と言う。
実際今現在徴兵されているかわからないが、心配なので先ほどS美ちゃんに久々にメールしてみた。
徴兵されてないといいけど・・・。
今回この番組を見て驚いたこと。
①州兵には1950年代の古い車両しか与えられないこと。ものすごいポンコツで、もちろん防弾ガラスなどなし。防弾チョッキを車のドアに巻いて身を守るしかない州兵の車両。
②腹の出た中年のおじさんまでもが徴兵されていること。アメリカ軍はそこまで人材確保に困窮しているのでしょうか。
イラクでの任務は正規の兵隊と変わりないこと。もちろん州兵の中にも死者は発生する。


州兵たちが早く家族のもとに帰れますように。
早くイラクに平和が訪れますように。