夜、居間からりんりんの泣き声が聞こえ、慌てて行ってみる。
そしたら・・・・・
「鼻にビーズを入れちゃったの・・・・・。」
だとーーーーー!!!
しかも言い難そうにしてるから、こっちもキンキンとなっちゃって、「なんで!?どーして鼻に入っちゃうのよっ!怒らないから言ってごらんよっ!」と、聞くと・・・。(←すでに怒っている。)
「鼻にビーズが入るかなーーーと思って入れてみたの。そしたら取れなくなっちゃったから、自分でピンセット使って取ろうとしたの。そしたら奥にいっちゃったのぉぉぉぉ。」
お〜〜〜ま〜〜〜え〜〜〜自分で取ろーとするなあああああああああ!
・・・ってその前に鼻に入れるなああああああああ!
懐中電灯で鼻の中を見てみるが、奥にいっちゃったのか目視できず。
鼻をかませても出てこない。
とりあえずインターネットで夜間の耳鼻科を探す・・・・が、ない。
市の保健センターの夜間診療に電話すると、応対した看護婦が「内科や小児科なので、来てもらっても懐中電灯で鼻の手前を見ることしかできませんよー。」と言われた・・・。
「夜間の耳鼻科ないし・・ど、どうしたらいいんでしょう・・・ワタシ???」と聞くと、「寝てる間に鼻からノドにいって窒息しちゃうのもコワイですよねぇ・・・・でも、決めるのはおかあさんです。」と、看護婦。
ちっそく?
看護婦よ・・・余計なことを言うなっ!
とりあえず電話を切り、どうしようかと考えていたらハニ夫が会社から帰ってきた。
話を聞いたハニ夫。ティッシュを細くしてそこにコショウをふりかけている。
ふむふむ、りんりんにくしゃみをさせよう作戦だな。
って、効果ないじゃないですかーーー!
鼻にビーズを入れてしまったショックから立ち直りつつあるりんりんは、「立って寝ればいいんじゃない?」なんて言っている。(立って寝れるかつっーの!!)
その後寝室を覗くと、大人用マクラ三つを重ねてそこに頭を乗せて寝ているりんりん・・・。(首おかしくするっつーの!!)
こうして夕飯も食べず、あわただしい夜は更けてゆく・・・。

つづく。