NHK BS 「THE・少女マンガ!〜作者が語る名作の秘密」

エーベルバッハはイノシシの意

小学生の時、父と妹と朝早くからやっているパン屋に出かけた。
その時道端に捨ててあったマンガ本3冊。
まさき輝の「おはよう空!」、土田よしこの「つる姫じゃーっ!」、そして青池保子の「エロイカより愛をこめて」と、なんの共通もない3冊を拾って帰った。(この出来事で「早起きは三文の得」という言葉を知った。)
そして(30才過ぎても)いまだに買い続けている唯一のマンガが「エロイカより愛をこめて」。
青池保子の大ファンなのさ。
笑いのセンスが好きなの。
そして、コワイけど時々おちゃめなエーベルバッハ少佐のファン。
今回青池保子について1時間も放送した番組。
14才でデビューしたとか、不遇の時代、少佐誕生の秘話など、なかなか興味深かった。(ジェームズくんに関してなにもなかったのがちとさびし。)
青池保子が描く世界各地のディテールとかその国々のお国柄の描写とか、ほんとおもしろいですよこのマンガ。
バラと銃が絡み合い、ついでに伯爵と少佐も絡み合う(?)この「エロイカより愛をこめて」、名作です。みんなおじさんだけど。(女は出てこない。)
新刊が近日発売だそうだ。70年代からいまだに続いているっつーのもすごい話だ。